地 質 踏 査 概 要
1 .踏査スケジュール
①:事前準備
・踏査目的の共有
・既存資料、地形図(1mDEMデータ、赤色立体図の取得、確認)の準備
・仮説立案、踏査ルート計画、装備確認
・工程、スケジュール作成
・踏査地域、条件により「 登山計画書 」の提出
・緊急時の連絡確認と救助要請の手順を作成、確認
・宿泊箇所の予約
・車両の準備;農村、山間部では道幅が狭く、多くは軽トラックの幅仕様です。
また、カーブもきつく回転半径の小さな車両が適しています。
降雨や雨天翌日は坂がすべりやすく2WDではスタックし易い為なるべく4WD(なるべく軽自動車)がおススメです。
②:地質踏査
・概査、ルート確認、目合わせ(岩種:関係者)、事前挨拶
・当日の目的・ルート・体調確認、装備確認(GPS : SOS機能付、救急セット)、ルートマップ作成、調査記録(ログ)作成
・踏査実施:概ね計画ルートを踏査します。踏査中露頭や地形、変状を記載。踏査中、新たな発見や構造の確認により、
周辺の詳細調査や発見に沿ったルートに変更、迂回することもあります。→ 地質踏査のイメージ動画(産総研)
・踏査終了前、体調確認、クラウド(※1:ドライブ)へのデータ転送(露頭メモ、写真、断面図、ルートマップ等、この際記録漏れの確認)
・保全対象が危険、変状の発生が想定される場合は緊急連絡!
※1:Google Drive 、Drop Box等(事前に共有メンバー、フォルダの設定要す)
③:データ整理
・ルートマップ、写真、ファイル整理は当日中に必ず整理しましょう!
・日々のデータ整理はなるべく2時間以内にしましょう。
※ 「現場写真から座標データのCSV化、地形図へプロット」する方法
④:管理者業務
・体調確認
・終業確認
・進捗確認
・終業報告( 関係者共有 )
・緊急連絡の有無確認
地質踏査は2人1組のバディーシステムで対応します。
1日のスケジュールは概ね起床、食事、移動、装備・健康確認、踏査、露頭メモ・
ルートマップデータのアップ(クラウド送信)、宿泊施設へ移動、写真等データ取纏めとなります。
ここで重要な事は、その日の現場情報(写真、露頭情報、ルートマップ等)は最低限その日の内にまとめ、共有フォルダ(Google Drive、Drop box)等にアップ(格納)しておかねばならないことです。
これにより、関係者全員が時差無く情報、データを共有できます。
Back upも必須です。
時間と共に記憶は曖昧になり、ひらめきが失われがちです。
以下は踏査スケジュールの例です。
2 .サマータイムの導入
季節にもよりますがフィールドでは基本サマータイムで活動します。
夏場の体調管理は暑熱純化も含め数日を要します。
概ね上記スケジュールです。
3.当日データ取纏めの効率化
踏査終了後のデータ取り纏めはどんな調査にしろ嫌なものです。
出来たら後に回したい(後日まとめて整理)ですよね。
理由は踏査の疲れと残業です。
ビールも飲みたい!ですよね。
手だては一つ、いかに効率よく早く済ませるかです。
慣れない内は2時間程度は必要です。
そうすれば19時にはビールが飲めるでしょう!


